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医師のみならず患者も加減を見ること

医師のさじ加減ですが、処方する内服薬や注射薬などは、食事療法や運動療法なしには効果も発揮しづらいものです。
また、患者は自己管理を身につけること、このことは合併症の予防に日々の血糖コントロールが必要となる糖尿病患者も当てはまります。
初期段階の治療方針は、糖尿病ではなかった状況に戻すことですが、進行してから受診するなら、病状回復、進展阻止の方針に変わります。
この段階では、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患を起こさないことに焦点をおきます。
糖尿病罹病歴の長い方が増えていて、長期の予後を考えれば、早めの受診は大切だと分かります。
早期から良い状態の血糖コントロールを継続するだけで、自分の膵臓のインスリン分泌能が保たれます。
これだけでリスクが少なく、管理も容易な薬物療法の選択ができますし、薬剤に頼りすぎない治療が受けられます。
進展を予防するには、血糖、血圧、脂質の管理が大切ですし、治療するにしても中断させない継続が必要で、治療のモチベーションを保つことは課題になりそうです。

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